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スズキ目
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ベラ亜目
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スズメダイ科
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ソラスズメダイ亜科
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オヤビッチャ属
オヤビッチャ
Abudefduf vaigiensis
- 他の呼び名:
- アヤビカー、インドパシフィックサージャント、
- Indo-Pacific sergeant、
- おやびっちゃ
オヤビッチャの生態、特徴
体側には5本の黒い横帯がある。
背中が黄色い。
稚魚は全体的に黄色い。
ロクセンスズメダイには尾ビレの上下に黒い縁があるがオヤビッチャにはない。
体長:20cm以上。
分布:千葉県以南、磯場や珊瑚地帯。
オヤビッチャの釣り方、採り方
あまり釣の対象としない。
釣ったときはストレスにより黒ずんでいることが多い。
オヤビッチャ釣りはいれば簡単に釣れる。
オヤビッチャの飼い方
飼い方は非常に簡単。
だが他の魚種との混泳の事を考えるとあまりオススメできない。
初心者が試しに飼うならオススメの魚種。
他魚との飼育は様子見ながらがよい。
普通に飼育できているとキレイに色が出ているが、隔離などしてストレスと与えると一瞬で黒ずむ。
うちでは釣りで水槽から捕獲し、2週間くらい隔離ケースに入れていた。
その間は色が黒ずんでいた。
Q&A
Q.オヤビッチャが餌付かない。
A.
1.水は出来ているか?
水槽をセットしてから最低でも3週間は循環して水を生きている水にする。
また採取地を基本に水温や塩分濃度を合わす。
2.幼魚か成魚か?
稚魚や幼魚ならよいが完全な成魚になっていると警戒心も強くなかなか馴れてくれない。
3.他の魚は?
水槽に餌をよく食べる他の魚が入っていると活性があがりつられて食べるようになる。
4.エサの種類は?
乾燥餌は簡単でよいのだが一番食べにくくもある。
ミミズやゴカイなど本物の餌の方がよい。
本物に抵抗あるならカニカマも有効。
オヤビッチャの食べ方
味は美味しいよう。
塩焼きにでもして食べてみてください。
2007.09
神奈川県。
体長:15mm。
オヤビッチャの稚魚のコビッチャの画像。
って言うよりも指の先ほどしかないのでマゴビッチャといったところだろうか。
タイドプールで網にて採取。
07.9月現在、飼育中。
初日から熱帯魚の粒状のエサやフレークなど何でもよく食べる。
タイドプールにいたので水温や水質など特に神経質になるようなことはないと思う。
暑いので水槽の水温は30℃。
2008.10
飼育約1年経過したオヤビッチャの。
体長7cmほど。
かなりやんちゃな性格で他の魚を追い回す。
飼育には他の魚との相性をみてよく考えたほうがよさそうだが、飼育初心者には向いている。
背部の黄色はなぜか薄くなったり濃くなったりする。
体調とは別に気分にもよるようだ。
オヤビッチャは特にサンゴをついばんだりはしない。
サンゴのじゅうたんに戯れる。
食パンをエサに釣りにて水槽から捕獲。
元の場所に放流。
2008.10
飼育役1年のオヤビッチャとソラスズメダイの幼魚の写真。
ソラスズメダイは同じスズメダイ科の仲間。
コンパクトカメラ&フラッシュの利用だとこんな感じの画像になってしまう。
jpgなので補正もままならない。
カクレクマノミとは同じスズメダイ科の仲間。
ヤエヤマギンポとは同じスズキ目。
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