-
スズキ目
-
ネズッポ亜目
-
ネズッポ科
-
ネズッポ属
-
スズキ目
-
ネズッポ亜目
-
ネズッポ科
-
ヌメリゴチ属
セトヌメリ
Repomucenus ornatipinnis
- 他の呼び名:
- メゴチ、
- せとぬめり
セトヌメリの生態、特徴
現在飼育中であるため、詳しくは実際の飼育での情報を参考に!
セトヌメリはトビヌメリに似る。
雄と雌で違いがある。
♂オスの特徴:
第一背ビレの先が糸状に伸びる。
トビヌメリのオスのような尻ビレに斜線はなく薄いグレー。
♀メスの特徴:
第一背ビレの先が伸びない、前半部が白っぽく後半部が黒っぽい。
尻ビレが薄いグレー。
体側の下半分に長丸白い模様がある。
セトヌメリの釣り方、採り方
釣りでは狙って釣るよりも投げ釣りなどでキスの外道として釣れることが多い。
砂地では網などですくって採ることもできる。
セトヌメリの飼い方
飼育下でのセトヌメリ、15cmと10cm2匹。
水槽投入後翌日にカニかまぼこ(カニの入っていないやつ)に反応、長くて赤くてゴカイのようだからよいのか?
沈下性の乾燥餌を与えたところ食べて吐き出した。
たぶん硬くて吐き出したよう、もうこれは餌付け出来たも同然だろう。
次の日にエサを海水に5分間浸し柔らかくして投入。
食べたしかも吐き出さない、そして沢山食べた。
もう餌を認識できたので乾燥した硬いままをあげた。
食べた…ってなわけで、水槽投入後3日目には普通に乾燥餌を食べるようになった。
ところが一緒に投入した、大きい15cmのほうは全然食べない。
口の大きさからして魚や甲殻類を食べることはできないだろう。
砂の上にいる虫のようなものを食べていると思われる。
小さいほうのセトヌメリは飼育後1週間で死んでしまった。
お腹がパンパンでエサが透けて見えていた。
あまりにもよく食べるので面白がって沢山餌を与えた為であろう。
大きい方はその後10日間は餌付かなかったが突然カニカマに餌付き以後小さい方と同じ要領で完璧に餌付いた。
沈下性の肉食魚用の乾燥餌を制限なく食べるので、こちらで制限してやらないとまた食べすぎで死んでしまうだろう。
飼育後1カ月もたたないうちに人を認識して水槽の近くに行くとエサをおねだりするようになる。
砂に潜っているときは下の写真のような状態でエサには反応しない。
おそらくエサを狙って待ち構えている状態ではなく寝ているのだろう。
ライブロックの方には近寄らず行動範囲は砂地のみである。
水槽内の生き物(小さい甲殻類やサンゴなど)などには一切悪さをしない。
潜る深さは1cm程度なので問題なし。
体色は地味だが飼育オススメ種。
水槽内で同時に混泳している生物は水槽のページを参考に!
もしかしたら25℃が限界かも…
25℃を超えたあたりから水面を泳ぎ回って暴れる。
何か苦しそうだし、餌も食べない。
23℃代だと落ち着いているようだが、もう少し観察が必要。
ネズッポ類は水槽から飛び出すので対策が必要。
体色は所々金粉を塗ったように金色に輝いている。
2009.04
神奈川県砂浜で採取。
セトヌメリのメス、水槽投入2日目。
よく這いずりまわる。
なぜか尾ビレの形状が湾入型だ、なぜだ?!傷ついているだけなのか?
砂に潜っているいるところの画像。
いつも砂に潜ってる時間と出ている時間が同じくらい。
右のエラからは黒い寄生虫が出入りしているが数日のうちにホンソメワケベラが駆除してくれた。
水槽投入3日目、ペアのように仲がいい?
が、両方ともメスである。
こちらを向いているのが15cm、手前で左を向いているのが10cm。
2009.05
セトヌメリのメスの背ビレのアップ画像。
背ビレを広げたところ。
背鰭の前半が白く、後半が黒いのはメスの特徴。
セトヌメリのエラの棘。
後ろにまっすぐ伸びる、ヌメリゴチのエラのトゲと比べると違いがよくわかる。
飼育下でセトヌメリが乾燥餌を食べたり、泳いだりするシーンのハイビジョン動画。
いつも仲良しなカクレクマノミとセトヌメリのハイビジョン動画。
野生なのに飼育早々よくなれるセトヌメリ!
友情出演、カクレクマノミ・ゴンズイ・ホンソメワケベラ。
※ セトヌメリに詳しいページリンク募集中!