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スズキ目
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ベラ亜目
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ベラ科
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カンムリベラ亜科
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ソメワケベラ属
ホンソメワケベラ
Labroides dimidiatus
- 他の呼び名:
- ホソソメワケベラ、
- ブルーストリーク・クリーナー・ラス、
- ブルーストリーククリーナーラス、
- Cleaner fish、
- Bluestreak cleaner wrasse、
- 本染分倍良、
- ほんそめわけべら
ホンソメワケベラの生態、特徴
他魚の寄生虫などを食べるクリーナーフィッシュ。
たまに体表の粘液も食べるのでいやがられることもある。
体色は見ての通り白、青、黒だが、稚魚は黒と青だけ。
尾ビレを使わないで主に胸ビレだけで変な泳ぎをする。
クリーニングするときにこの泳ぎ方のほうが都合がよいのだろう。
よく知られている話だが、体の細さから「ホソソメワケベラ」だったが印刷ミスか読み違えかにより「ホンソメワケベラ」という名前になったという。
夜はマユを作って寝るというが体の周りに薄い膜をはって寝る。
他の魚より熟睡しているので感知するのに膜が役に立つのだろう。
最近では学校の教科書に記載されているほどの有名種。
なぜ魚はホンソメワケベラが掃除屋さんだと理解できるのかなぞである。
分布:千葉県以南。
このホンソメワケベラにそっくりに擬態した同じスズキ科のギンポ亜目イソギンポ科クロスジギンポ属ニセクロスジギンポというのがいる。
ニセクロスジギンポはホンソメワケベラのふりをして他の魚に近づきクリーニングどころか皮膚を食べてしまう。
見た目ではほぼわからないが口の位置が違う。
ホンソメワケベラは口が顔の先端にあるがニセクロスジギンポは先端よりやや下側に位置している。
ホンソメワケベラの釣り方、採り方
ホンソメワケベラの飼い方
飼育しやすい。
エサもなんでもOKだが、やはり本来の姿を見るには大型の魚を入れないとならない。
小さい魚種にもクリーニング行動をするが小さい魚にとってはすごくいやな存在のよう。
ホンソメワケベラもなんだか相手がいなくてお仕事できないのでちょっと淋しそう。
ケヤリとか突っついちゃったりしてケヤリは昼間は閉じてしまうようになる。
今度動画アップ予定。
泳ぎ方は胸ビレだけを使いなにやら不思議なダンス。
他の魚種が白点病にやられているなかホンソメワケベラだけは白点病にかからなかった。
白点病には強いようだ。
ホンソメワケベラの食べ方
2008.01
ホンソメワケベラの画像。
この個体は水槽投入後翌日には口が溶けて歯がむき出しになりたちまち死んでしまった。
ショップで選ぶ際のミスである。
現在は2代目(写真は1代目)が元気に泳ぎ回っている。
サザエの殻の中に入り寝たりととても愛嬌のあるヤツである。
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