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フグ目
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フグ亜目
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フグ科
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トラフグ属
クサフグ
Takifugu niphobles
- 他の呼び名:
- 草河豚、
- くさふぐ
クサフグの生態、特徴
胸ビレ上に黒色斑がある。
背に小さい白斑点がちらばる。
眼の下に小さい白斑点がない。
汽水域や浅瀬の海で普通に見られる。
臆病で砂の中に潜ったりする。
尾ビレをあまり使わずに泳ぐ。
小回りはきくが泳ぎは遅い。
寄生虫などを取り除くのに川を遡上することもあるが真水には対応していない。
産卵は大潮の満潮ギリギリに陸に行われる。
分布:日本各地の浅い海。
青森県〜沖縄。東シナ海。朝鮮半島南部。
フグは元々毒を持っていないが食べ物によって自ら体内に蓄えてゆく。
クサフグの釣り方、採り方
釣りは専門に狙うより勝手に釣れてしまう。
エサとり魚で釣り人には嫌われる。
ワームをどんどん千切っていってなかなか釣れないのは高確率でこのクサフグ。
クサフグの飼い方
飼い方はさほど難しくないよう。
生態からするとあまり飼育向きではない。
観賞魚より活魚の類。
クサフグの食べ方
フグ毒(テトロドトキシン)を持っている。
毒はもっているので料理の際、食べるときは要注意。
専用の調理師免許が必要だと思う。
フグやヒョウモンダコに代表されるテトロドトキシン(通称フグ毒)はフグが食べ物を食べることにより体内に蓄積されて行く。
投稿者 管理人
2013.03
神奈川県
タイドプールに取り残されてしまったクサフグの動画。
原色淡水魚図鑑U
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クサフグ
【硬骨魚綱フグ目フグ科】
分布 日本各地、朝鮮半島
環境 内湾、淡水域
体長 12cm
体長15cmほどの小型のフグで、背面と覆面に小さな棘があり、ザラザラとしている。沿岸域でも淡水が注ぐ塩分の低いところを好み、河川にも入ることがある。日中は砂の中に潜り目だけを出している。産卵期は主に5月から7月。毎晩日没と共に水際の小石が密集するところで雌1匹に対し、4,5匹の雄が追尾して産卵する。肝臓、卵巣、腸、精巣はテトロドトキシンという非常に強い神経毒を持つ。この毒は熱にも分解されない。フグは驚いたときや怒ったとき、胃とつながる膨張嚢と呼ばれる器官に水や空気を吸い込み腹部を膨らますことが出来る。
113 クサフグ
国内の沿岸部で最も普通にみられる小型のフグ。
河口付近から海岸まで浅い水域にすんでいて、強力なくちばしで様々な小動物をたべている。
5〜7月にかけて海岸に集まり、波打ち際に集団で乗り上げて産卵する変わった習性をもつ。
フグの“毒”は有名だが、このクサフグも同様に“テトロドトキシン”をもっている。
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