カサゴ属
Sebastiscus
アヤメカサゴ Sebastiscus albofasciatus
アヤメカサゴは全体な印象がオレンジっぽく鮮やか。
カサゴにはない黄色い虫食い斑があるのですぐにわかる。
カサゴにはない目の下の棘(キョク、トゲのこと)も特徴。
体長は最大でも25cmほどなのでカサゴ属3種の中では一番小さい。
カサゴよりは沖型でウッカリカサゴほど深場を好まない。
カサゴ Sebastiscus marmoratus
カサゴの特徴は胸ビレ上部が湾入型、軟条数が18本。
最大でも30cmほど。
体色は黒っぽいのから鮮やかな赤まで様々。
カサゴは種類が多そうだがカサゴ属に含まれるのはアヤメカサゴ、ウッカリカサゴ、カサゴの3種類のみでフサカサゴ科まで含めると約376種になる。
ウカッリカサゴ Sebastiscus tertius
ウッカリカサゴの名前の由来はその名の通りカサゴによく似、うっかりするとカサゴに間違えてしまうことから付いた。
カサゴより体色が明るめで体側の白点ははっきりし、側線近くではその白点に縁取りがある。
胸ビレの軟条数が19本。
オキカサゴの別名の通り、カサゴより深場を好み大型で40cmほどになる。
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