-
スズキ目
-
スズキ亜目
イシダイ
-
科
-
イシダイ属
イシダイ
Oplegnathus fasciatus
- 他の呼び名:
- クチグロ、
- コウロウ、
- サンバソウ、
- シマダイ、
- ハス、
- ヒシャ、
- 石鯛、
- いしだい
イシダイの生態、特徴
イシダイの稚魚〜幼魚、若魚までは白と黒のコントラストのきいたハッキリした横縞がある。
この25cm以下程度の幼魚〜若魚はサンバソウと呼ばれる。
成長するとだんだん縞模様は消えてくる。特にオスは模様がなくなり吻から顔の前半あたりまで黒くなる。
縞模様は黒と白または黄色っぽい。
ストレスを受けると白い部分の縞模様が黒ずんできて黒と茶色の模様になってしまう。
食性は甲殻類などや硬い貝なども噛み砕いて食べてしまう位の口ばしの様な口をしている。
幼魚位ではまだ吻は発達していないようである。
芸をするほどの頭のよい魚。
イシダイの釣り方、採り方
磯の王者などと呼ばれることもある通りファイターである。
真剣に狙ったことはないので詳しいことは他のWebへってことで…(^^)
イシダイの飼い方
イシダイの飼育は稚魚や幼魚では簡単。
完全に成長した成魚は色々問題をお越し小さい水槽では難しいかもしれない。
稚魚や幼魚の石鯛の飼育では、採取してきた稚魚を水槽に投入した直後にエサを与えてもすぐに食いつく位簡単に餌付け完了。(^_^;)
エサはザリガニ、カニのエサ。そう、固形の安いやつ。
稚魚でも強引に口に入れて食べてしまう。
一緒に飼っている甲殻類、エビやカニには見向きもしないが、これは稚魚のまだ物心つかないような段階から乾燥餌でならしていたせいなのか、またはまだ幼魚だからなのかは不明。
意外と稚魚の段階から乾燥餌にならすと、一緒に棲んでいる生き物に対してはエサとみなさないのはどの魚種も同じなのかもしれない…
特に病気にもならなく強い。
他の生物やサンゴなどにも余計なことはしない。
最初は仲良く寄り添っているがだんだん同種間で追ったり追われたりするようになる。
ケンカというほどでもないが餌の独占のため強いものが弱いものを追い払うようになる。
追われる方はストレスでかなり黒ずんでしまってサンバソウの特徴であるきれいな縞模様は目立たなくなってしまう。
一番体の大きな個体がエサを独占しようとする。
イシダイの食べ方
イシダイの料理は刺身やフライなどのようである。
以前皿鉢料理で食べたことあるような気がするが定かではない…(^_^;)
投稿者 管理人
2011.08〜1ヶ月位のイシダイ。
2011.08
採集したイシダイの稚魚を飼育。
水槽に入れるとカクレクマノミが興味津々。
カクレクマンミの様子を見るとどんな魚かよくわかる。
反応を見る限りあまりよいお魚ではないよう。
投稿者 管理人
2011.10
飼育2ヶ月位ののイシダイ。
成長は早い。
2011.10
飼育後2か月ほどたったイシダイの幼魚。
一番大きいもので10cmに成長。
初期にオーバーフローに落下した一匹以外非常に元気。
堂々とした風格よりもバタバタとしていてちょっとウザい。
なのでそろそろ海に帰してやろう。
2011.11
クーラーボックスで大体の水のならし完了。
ちょうど潮が干潮から上げ始めたのでよいタイドプールを見つけ放流。
ここでしばらく上げて来てタイドプールに程よく水が入ってくる。
このまま仲良く大海原へ自ら出て行った。
投稿者 管理人
2011.11
飼育3、4ヶ月で放流。
タイドプールでのイシダイ。
無事に育ってほしい。
フルタ チョコエッグ
日本の動物コレクション 第5弾イシダイ(♂)
北海道以南の海にすむ大型の魚。
幼魚のうちは体にはっきりとしたシマ模様があるが、成長したオスでは体の模様はほとんど消えてしまう。
岩礁域をすみかとしていて、くちばし状の強力なアゴでウニや巻貝、フジツボなどを割ってたべる。
別名"磯の王者"。
※ イシダイに詳しいページリンク募集中!