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スズキ目
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スズキ亜目
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ハタンポ科
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ハタンポ属
ツマグロハタンポ
Pempheris japonica
- 他の呼び名:
- つまぐろはたんぽ
ツマグロハタンポの生態、特徴
成魚のツマグロハタンポはハタンポ類の中ではウロコが細かくはがれにくいのが特徴。
体は褐色で腹部が灰色。
名前の通り背ビレの先端と臀ビレ先端が黒い。
分布:相模湾以南、小笠原諸島〜フィリピン。浅海の岩礁域。
体長:15cm。
稚魚の時は体前半部が黄色く後半部が透明。
腹ビレがなぜか以上に大きく上から見ると目立つ。
成魚では腹ビレは大きく感じないのでだんだん小さくなるのだろうか?
色も黄色はなくなり透明な部分もなくなってくるようだ。
ツマグロハタンポの釣り方、採り方
夜行性で夜に外道として釣れる。
狙って釣る人はあまりいないでしょう。
ツマグロハタンポの飼い方
ツマグロハタンポを含むハタンポ類はかなり弱いようで、採集したそばから体後半部が透明から白へと変化していく。
透明部分がゆでた様に白くなっていくのは透明のエビでよくある。
どういう原理で白くなっていくのかわからないが淡水のヤマトヌマエビで観察してみるとわかる。
警戒心は薄くすぐに採集できるがとにかく弱い。
家の水槽内でも弱って死臭が漂うとすぐに甲殻類に捕食されるので隔離して健康を取り戻すのがよい。
乾燥餌も食べたがどうも餌付いたとまではいかなかった。
もう少し観察&採集したい。
稚魚の特徴として黄色の体色と腹ビレの大きさばかり見ていると全くハタンポにたどりつかない。
体形や目の大きさ体の形、背ビレが1基ということとアゴナシ(顎無し)と呼ばれる位アゴがないような口元などで判断する。
ツマグロハタンポの食べ方
地方によってはハタンポは非常に好んで食べられる。
ミナミハタンポを釣った時は地元の人に食べるとのことで持って行かれた。
投稿者 管理人
2012.09
飼育中のツマグロハタンポ。
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